バンコクの選挙管理委員長が、20日の午後1時に新聞の1面にのるような重大な記者会見を行う予定といっています。内容は事前には話せないそうですが、この間のバンコク都知事選挙に関係する選挙の不正関係のようです。http://www.posttoday.com/politic/210331
選挙
バンコク都知事選は、民主党、プアタイ党の双方にとって負けられない選挙。民主党にとっては、国会での議席が少なすぎる分、バンコク都知事を維持して存在感をアピールしたく、プアタイ党にとっては、バンコク都民によって政権を倒されることを防ぐため、人気を固めておきたいという事情があります。今回の都知事選は、無所属や第3党から目ぼしい候補者出馬しないため、与野党対決がより鮮明になります。post today
与党プアタイ党が憲法改正にあたって国民投票の実施を避けたい理由は、有権者の過半数の2300万票に届かない見通しがあるからだそうです。昨年の総選挙の時のプアタイ党の比例代表の獲得票数は、1500万票、非民主党系の全てを合計しても2000万票にしか届かないのです。
昨年の総選挙の結果をみると、プアタイ党は、国民の圧倒的多数から支持されていると思ってしまいがちですが、議席数が多いのは、小選挙区制度の恩恵の要素が大きかったわけですね。post today
チニチャー・タイ貢献党議員(ソムチャイ元首相の娘)の失職に伴うチェンマイ県第3区の下院議員補欠選挙に関し、チェンマイ県の赤シャツ・グループは、タイ貢献党に対して、候補者選定のための予備選挙の実施を要求しています。タクシン元首相のお膝元のサンカムペーン郡で、こうした下からの動きがでてきたことは、非常に興味深いものです。
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パトゥムタニ県の下院補欠選挙で、与党プアタイ党が民主党に敗れました。パトゥムタニ県は元々プアタイ党の地盤でしたが、昨年はバンコクを防衛するために犠牲にされ、洪水被害をモロに受けた地域なので、その恨みで民主党を選んだようです。プアタイ党はインラック政権への支持率が下がっていることを否定していますが、確実に支持が下がっているように思えます。post today続きを読む