憲法裁が民主党とPADによる憲法第68条・237条改正法案が違憲であるとの申し立てを受理しました。なんだかヤバイ展開になってきました。仮にこれが違憲の判決が下さされれば、法案に署名した下院・上院議員の失職など大きな事態になるかもしれません。post today
民主党
野党民主党は、チャルーム副首相が提出予定の国民和解法案に反対するように赤シャツに呼びかけています。チャルーム法案は、2006年クーデター以降の政治犯全て、強制排除を指揮した政府側の指導者やデモ隊幹部を含む全ての人々を恩赦の対象にしています。チャルーム法案の目的ははっきりしていて、タクシン元首相の恩赦にあります。他方、タクシン派であるはずの赤シャツは、強制排除の指揮者にまで恩赦を与え、責任追及を放棄してしまうことになるので、同法案に反対しています。かなり捻じれた構図となっています。post today
バンコク都知事選は、民主党、プアタイ党の双方にとって負けられない選挙。民主党にとっては、国会での議席が少なすぎる分、バンコク都知事を維持して存在感をアピールしたく、プアタイ党にとっては、バンコク都民によって政権を倒されることを防ぐため、人気を固めておきたいという事情があります。今回の都知事選は、無所属や第3党から目ぼしい候補者出馬しないため、与野党対決がより鮮明になります。post today
マチチョン紙が、高級車6台、合計1500万バーツを持つ大金持ちのボンボン政治家、民主党ゴーン副党首が、インラック政権の自動車物品税還付制度による夢のマイカー購入で渋滞がひどくなるって批判したことを皮肉っています。ゴーン氏は、バンコク在住のアッパークラスの狭い視点からしかものが言えないから、嫌われるんだろうね。アピの代わりにこの人が民主党党首になれないのも国民感情の機微が分からないからでしょう。matichon
セーアイのピタック・サイアムの24日の集会の不自然さを解説してます。政権批判のポイントも的を得ていないし、国民の大多数は政権打倒には反対。野党民主党もデモによる政権打倒には反対。王党派でさえ、政権打倒の集会には関係を否定し、反対。なぜかマスコミは巨大集会になるとの評価。政府の治安対応関係者も巨大集会になると評価。反インラック・反タクシンの感情だけでどこまで集会が巨大化するのでしょうか?未だ謎だらけです。matichon