トンナムのタイ政治経済研究室

タイ政治の解説、分析などを中心としたタイ研究の専門家によるブログです。

インラック

タイランド2020

2兆バーツの借款によるインフラ整備計画「タイランド2020」の詳細な内訳が解説されていて便利です。Prachachat続きを読む

インラック首相、王党派に喧嘩を売る

モンゴル外遊中のインラック首相のスピーチ。いままでインラック首相は、国民和解を優先させるために個人的政治見解を明確に示すことはありませんでしたが、ここではハッキリと民主主義の擁護と2006年クーデター体制への強い批判を述べています。

post today


タイの経済格差は拡大

タイの経済格差は拡大しているという記事です。インラック政権は、低所得層向けにバラマキ政策をやって格差の縮小を図っているというイメージがありますが、実際のところ所得税や法人税減税などは、低所得層にはほぼ意味がなく、米担保融資制度も農家全てに効果があるのではなく、比較的富裕な農家ほど恩恵を受けています。Post today

インラック政権内の対立

来月にあると予想されている内閣改造をめぐるプアタイ党内の状況の解説。タクシン元首相は、慣例どおり5ヶ月の期間にあたる来月の内閣改造を希望。その理由は、12月に政治活動禁止処分中の109人が復帰するので、その前に今の党メンバーに大臣ポストの配分を行う必要があるから。一方インラック首相は内閣改造を望まず。現在進めている借款関係の法案を進めなければならず、経済関係閣僚の入れ替えはしたくない。また次の内閣改造で赤シャツのチャトゥポンを今度こそ大臣に入れなければならないのが悩みの種。post today

インラック首相がポンテープ氏を重用する理由

インラック首相がポンテープ副首相兼教育相(元裁判官)を重用する理由。1.憲法改正、2.プレアビヒア寺院問題、3.首相の訴訟の身代わり。私、個人的にはポンテープ大臣はスマートで接しやすくて大好きな政治家なので益益の活躍を期待しています。post today
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • NESDB、今年の成長率を2.9%に修正
  • 11月29日「父のための自転車」予行演習実施
  • 世論調査:首相の選出
  • タクシンは香港滞在
  • 軍事法廷で裁かれる市民は1629人
  • 映画スタジオGTHが年内で事業終了
  • 映画スタジオGTHが年内で事業終了
  • スラタニー県で500バーツ偽札が出回る
  • クラビ空港前で農民団体と地元住民が一時衝突