トンナムのタイ政治経済研究室

2日、 少年少女家族保護センター、第5方面地方警察は、チェンマイ大砲部隊所属の少佐級の元軍人を15未満の少女と夫婦でもなく性的関係を持ったとの容疑で逮捕された。法律の規定では、少女との合意であろうかなかろうが、性的関係があったただけで処罰されることになっている。

容疑者は、仲介の女から紹介され、13歳から15歳の少女3人とチェンマイ市内サンティタム地区のラブホテルで一人当たり2000バーツを支払って、乱交で性行為を行ったという。警察は目撃者や証拠を揃えており、立件を進めるつもりでいる。仲介の女も既に警察に逮捕された。容疑者の男は、未だ容疑を否認している。
      

 また警察は、チェンマイ市内の有名寺院の住職56歳も同様の容疑で身柄を拘束した。 この住職は13歳の少女に金を払って、自分の部屋で性行為に及んだという。捜査では、住職の部屋から大量の避妊具を押収している。容疑者の住職は警察に全てを自白している。

  

捜査チームによると、同様の容疑で他に23人に逮捕状が出ており、中には、地方政治家、大学教員、各省公務員、金融機関の管理職、ビジネスマン、有名人も含まれ、その他逮捕状を準備中の案件では40人以上の容疑者がいるという。
    

 http://www.manager.co.th/Local/ViewNews.aspx?NewsID=9580000122204　

4日、北部地域の有名大学の副学長が15未満の少女と夫婦でもなく性的関係を持ったとの容疑でチェンマイ県内チャーンプアック警察署に出頭した。容疑者の大学副学長は容疑を否認しているという。捜査によれば、同容疑者はこの4ヶ月に合計で15回、13歳の中学生5人に1回あたり1500～2000バーツの金銭を支払って、性的サービスを受けており、毎回、複数人とも性的行為を行っていたという。
http://www.manager.co.th/Local/ViewNews.aspx?NewsID=9580000122925
  

ミントさん（カニサター・パーセーン）17歳が、ミスコンのmiss uncensored news Thailand 2015 の女王の座を獲得し、タイ全国で大きな話題となっている。 授賞したミントさんは、母親がゴミ収集のリサイクル業を営んでおり、スラムのような住居に住んでいることを、学歴が高校卒業しかしていないことを「恥ずかしいことだとは思わない」と公言。自らも家業のゴミ収集を学校の合間に手伝っているという。

授賞式での華麗な格好で、ゴミ拾いの母親の足元に平伏する姿が評判となり、ＳＮＳ上などでシェアされ、一躍有名になった。ミントさんは、貧しい生活に同情する人が、今回のミスコンに応募をすることを薦めてくれたが、授賞できるとは思っていなかったと語る。miss uncensored news Thailand は、女性だけでなく、ニューハーフの出場も受け付けており、今回が第1回目のコンテストであった。

       

http://www.manager.co.th/HotShare/ViewNews.aspx?NewsID=9580000119550 　

ミントさんは、中学2年生の時に、家計を支えるために学校を中退し、家業を手伝っていたが、勉強が好きなので、非正規教育で中学3年まで卒業したという。真面目なミントさんに同情した近所の服屋を営む女性がミントさんをミスコンに挑戦させ、３回のコンテストに出場してみたところ、今回が始めての授賞になったという。
ミントさんには賞金3万バーツが手渡された。

しかし、問題が発生した。経歴詐称である。

 「マスコミ、国民の皆さんに謝罪しなければなりません。ミントは高校を卒業していません。コンテスト出場の条件は、高校卒業となっていましたが、ミントは家が貧しくて、非正規教育で中学3年を卒業しただけです。なので、応募書類を偽ってしまいました。賞金で家計を助けたかったのです。

コンテストの委員会が電話をしてきて、授賞は取り消しで、賞金は返却するように連絡してきました。ミントは出場条件の高校卒業を満たしていなかったからです。コンテスト委員会の解決策は、もしマスコミと国民がミントに同情し、認めてくれるなら授賞を取り消すことをやめるというものでした。」とミントさんと親しい美容室のオーナーは語る。
 

ミントさん自身も涙ながらにメディアのインタビューを受け、「応援してくれたメディア、国民の皆さんに深くお詫びいたします。私は高校を卒業していません。賞金を獲得し、家計を助けるためにコンテストに出場したかったのです。家計は非常に貧しいのです。ゴミを収集、販売し、お金を稼いで3人の弟の学資を用意しなければならなかったのです。コンテストの委員の方々にお願い致します。授賞を取り消して、賞金の返還をしないでください。このお金は、弟達が学校にいくために貯めておくものです。これからも私は変わることなく、ゴミを収集し、母を助けていきます。」と述べた。

http://www.bangkokbiznews.com/news/detail/671748