水曜日に北京で行われたタイ・中国の運輸大臣会合の結果、中国の協力で進められるノンカイ~バンコク、ノンカイ~マプタプット間の鉄道複線化事業の着工開始が、予定していた今年末から来年5月に延期になることが決まったと運輸省関係者が明らかにした。

タイ・中国両国間では、先月にも同事業の着工に向けて急ぐことに合意していたが、中国側の実行可能性調査とローン条件等にタイ側が不満なことが原因で契約が完了していない状態。

http://www.bangkokpost.com/news/general/749324/thai-chinese-train-project-delayed-again 

オムシン運輸副大臣は、6つの鉄道複線化事業について、暫定憲法44条のNCPO議長大権を使用して、法的手続きの問題などを乗り越えて、着工までの期間を短縮させることも考えていることを明らかにした。
http://www.bangkokpost.com/news/general/748308/ormsin-hints-at-s44-for-dual-track-projects



 ラオスと中国間では、2012年に中国国境側のルアンナムター~ルアンパバン~ビエンチャン間417キロ区間の鉄道建設事業を合意しているが、建設着工は遅れている。68億ドルの建設費用のうち、両政府が各40%、両国の国営企業が残りの20%部分を負担する予定となっている。工事の着工が遅れているのは、投資、融資条件が折り合いがつかないため。

ブーンチャン公共事業運輸大臣は、来月には着工し、5年い何に完了したいと考えていると述べた。現在、ラオスは中国側との交渉を準備しており、中国側が提示した条件は、5億ドル、年利3%償還20年でラオスに融資すると言われている。

http://www.bangkokpost.com/news/asean/749376/laos-seeks-better-chinese-rail-deal