24日、リベラル派の学生達などによる新民主主義運動グループ(NDM)のセミナー「公開フォーラム 国民が発言者になろうとする時」が、タマサート大学内の10月6日記念碑前で開催された。約200人の学生や市民が参加した。

新民主主義運動は、土地、ゴム価格低迷、農民、労働問題など様々な問題を議論するためにこのような機会を作ったと説明。これからは毎週開催していく予定だ。10月31日には、ラチャダムヌン通りの10月14日記念碑で「クーデター後に戦車に体当たりしたタクシードライバーのヌワムトーン氏を称える記念イベント」(รำลึกนวมทองชนกองทัพ)を午後2時から開催し、陸軍指令本部(กองบัญชาการกองทัพบก)までデモ行進をする予定であるという。

http://www.matichon.co.th/news_detail.php?newsid=1445749573 


ちなみにヌワムトーン・プライワン氏(นวมทอง ไพรวัลย์)とは、2006年9月19日のクーデター後にバンコク都民などがクーデターを実行した軍を賞賛するばかりの雰囲気の中、9月30日にクーデターへの反対を示し、タクシーを運転して戦車に突撃して、大怪我を負った人物です。

その後ヌワムトーン氏は、10月31日にウィパワディーランシット通りの歩道橋で首吊り自殺しているのが発見された。最初にクーデターへの反対の声をあげた「英雄」として、赤シャツや一部の民主主義グループから賞賛されています。