発足間近の第1次プラユット内閣の予想が色々出ていますが、経済閣僚の人事ではやはり内紛が勃発しているようです。

やはり火種は、MRプリディヤトーンとソムキット・チャトゥシーピタックの二人です。

2006年クーデター後のスラユット政権以来の争いが勃発中。プリディヤトーン陣営には、バックにプラウィット元国防大臣・NCPO顧問団長が。ソムキット陣営には、アヌポン元陸軍司令官・NCPO副顧問団長とスラユット元首相・枢密院顧問官が。プリディヤトーン陣営は、ティラチャイ元財務大臣(第1次インラック政権の財務大臣でプアタイ党と喧嘩別れした経歴)を財務大臣に推しており、ソムキット陣営は、アピサック・タイ商業銀行理事(元クルンタイ銀行役員)を財務大臣に推しているそうです。

両者の対立は、かなり激化しているようで、アピサック氏が香港にタクシン元首相を訪問した経歴があるとの風説が流されて、財務大臣候補から外されかかるなどの動きもあったようです。現在は、ティラチャイ氏、アピサック氏の両者の代わりにソムマーイ元財務副大臣(スラユット政権時)の名前が財務大臣候補に浮上しているようです。

http://thaipublica.org/2014/08/prayuth-new-cabinet/