プラチャーチャートトゥラキット紙による分析、なぜタクシンが静かにしているのか?
タクシンは、軍事政権はこれから様々な摩擦に直面し、1年から1年半しか続けられないと予想。外国はクーデターによる首相を認めない上、経済問題が深刻化する。タクシンはクーデター以降、失業中のプアタイ議員たちに各地での調査をさせており、それによれば、NCPOが米担保融資制度の残金を即時に農民に支払ったが、それでも資金は循環しておらず枯渇している。特にゴム農家はゴム価格の低下により経済状況が悪化しており、自動車ローンの支払さえできず差し押さえられるケースが増加している。観光業に関しても、一部の保険会社が保険支払対象からタイを除外したため欧米の旅行者は著しく減少し、大きな痛手になっている。これらの経済問題の早急に解決できなければ軍事政権への安定性を揺るがす。
プラユット政権の運営が上手くいかなければ、民主党がその機会を利用して、軍事政権を批難し、民主主義の擁護の役割のために出てくることになる。新憲法の起草に時間がかかれば、選挙実施まで1年以上かかる場合もある。
タクシンは、プラユットが首相になることでNCPOの崩壊を予想しており、時がくることを待つだけに専念している。http://www.prachachat.net/news_detail.php?newsid=1408856646