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2015年06月
国立ラチャパット大学グループ、タイ商業銀行(SCB)が就職差別を行っているとして、今後の取引を停止する方針を発表。
SCB側は就職差別を否定。
6月6日にSCBがウェブサイト上で発表した求人が応募資格として有力な国立、私立大学14校の卒業者に限定していたことが問題の発端。この中には、ラチャパット大学系の40校の一つも含まれていなかった。
ラチャパット大学、ラチャモンコン工科大学卒業者の扱いは、この10年くらいの間にタイでも大きな問題になっています。大学が大衆化して、誰でも入学できる時代になったものの、企業はラチャパット卒業生というだけで面接の機会も与えないということが、結構まかり通っています。同じように学費を払い、4年間の時間を使って卒業しても、等しく大卒とは、見做してもらえない。新たな格差問題になっています。
ラチャパット大学が差別される背景として、元々、地域の教員養成短大だったここともあり、大学に昇格するのが遅かったことがあります。その分、同窓会ネットワークなどの影響力弱いため、有力企業へのコネがありません。学力的にもあまり信頼されていません。これまでの経験から感じるところですが、ラチャパット卒業生のGPA4.0(オールA)くらいでも、有名大学での学生のGPA3.0(オールB)未満くらいのレベルです。教育内容も、暗記、試験の繰り返しが多く、高校生のような感じがします。論理的思考や創造力という点などでは、確かにチュラ大やタマサート大とは比べるまでもない水準です。差別はよくないですが、企業も採用のコストを減らすことを考えると、ある程度の学歴フィルターがかかってしまうのも仕方ないのかもしれませんん。
ラチャモンコン工科大学グループでも、SCBから十分な説明がない場合には、ラチャパットと同じく取引停止にする可能性もあるとのこと。
http://www.matichon.co.th/news_detail.php?newsid=1435467759 続きを読む
タイ・サミット社(大手自動車部品メーカー)役員のタナトン・ジュンルンルアンキット氏は、ダオディンなどの「新民主主義」グループの背後に自分がいるとの噂があることに対し、関与を否定するメッセージをフェイスブックに投稿。
6月24日にパトゥムワン警察署前にいたことは事実であるが、タクシンから運動のための資金を提供されたこともないし、学生グループの運動にかかわってもいないし、反王室運動に関与もしていない。自分はスポンサーなどではなく、一市民としての権利と信念であるとのこと。
以前よりタナトン氏は、赤シャツのスポンサーとして関与していると言われ続けています。よく赤シャツ集会の現場に来ていることも知られております。
http://www.posttoday.com/politic/373161
http://www.bangkokpost.com/news/transport/605752/thai-japanese-rail-projects-delayed