現在、クーデター団が一生懸命取り組んでいるスワンナプーム空港タクシーを取り仕切るマフィアの追放。コンピューターシステムの導入やドライバーの指紋情報の登録などを行って、旅行者がボッタクリを受けるようなことはなくすそうですが、このマフィアの背後には、空軍が関係しているそうです。警察幹部からの情報によるとイニシャル「ม」の元空軍将官級の人物が関与しているそうです。
私が以前耳にした話では、空港関係の利権のほぼ全ては、空軍とネーウィン氏(プームチャイタイ党の事実上オーナー)が取り仕切っているそうです。空軍利権といえば、そのさらに背後には非常に恐ろしいお方が控えているとも言われます。利用者にとっては、タクシーが使いやすいサービスになってくれるのは望ましいことですが、かなりドロドロした政治対立の構図も見え隠れしているようです。
http://www.posttoday.com/analysis/report/302576