ヒランヤーBOI長官によれば、現在のところ、投資奨励を受けた事業者からの実際の投資が少なく、2014年に承認を受けた2300プロジェクト、8750億バーツ中で38%に過ぎず、2015年の362プロジェクト、480億バーツ中で10%だけとなっているという。BOIは、2016年の投資は、BOI所管で1000億バーツ、財務省の投資奨励プロジェクト1000億バーツで合計2000億バーツになると予想。
 
BOI委員会は、投資奨励策を2014年1月1日より2016年6月30日までに承認を受けたプロジェクトで2017年より製造ないしサービス開始する事業について、以下の通り、法人税を1-4年免税する変更を承認した。
 
投資額の70%以上の施設建設及び機械購入を2016年6月までに実施する場合、4年の免税+5年間50%の減税。
投資額の50%以上の施設建設及び機会購入を2016年6月までに実施する場合、3年の免税+5年間50%の減税。 
投資額の50%以上の施設建設及び機械購入を2016年12月までに実施する場合、2年の免税+5年間50%の減税。。
 投資額50%未満の施設建設及び機械購入を2016年12月までに実施する場合で2017年中に製造開始ないしサービス開始の場合、通常の場所で1年、経済特区で2年の免税。