現在、国民からの批判が殺到している写真。元反政府デモ隊のPDRCの幹部達が「勝利」を祝賀するパーティーを高級フランス料理店で開催しているところ。よく見れば分かると思いますが、参加者は迷彩服を着ています。ここの写真では鮮明に写っていませんが、迷彩服には「東の虎」と記載されています。今回のクーデターのリーダー、プラユット司令官は、軍内派閥「東の虎」の出身です。つまり、長く続いたデモは、クーデター勃発までの舞台装置であり、軍とPDRCの両者がいかに深く繋がっていたのか、多くの人がその舞台裏に気づいてしまったわけです。

 PDRCの幹部達は、大金持ちのいわゆる「セレブ」が多くいます。「民主主義のために、選挙の前に改革を!」とか「貧乏で可哀想アな農民を助けろ!」などとデモをしている期間主張し続けていましたが、この写真をみたPDRCの支持者側からも「クーデターを起こすために活動を支持していたんじゃない」とか「軍の迷彩服を来て、こんなパーティーをするとはけしからん」とか「農民が困っているのに何をしているんだ」とかの怒りの声があがっています。

これまで純粋な気持ちでPDRCで支援してきた人も多くいます。そういう人達が、今のクーデターをどう感じているのか、非常に気になります。

http://www.posttoday.com/politic/297895 

 
リンク先の記事にあるように、PDRCのナタポンは、祝賀会ではなく、「誕生会」であると言い訳していますが、国民は全くそのように受け止めていません。

ณัฐพลแจงจัดวันเกิดปัดฉลองชัยชนะ