コンケン大学のイサンポールの国民和解法案・恩赦法案に関する調査は興味深いです。
タクシン派の大票田である東北部でも、「両法案を知っているが関心を持ってない」が45%、「知らない」が37%です。あんまり注目されていません。

 両法案の評価ですが、「恩赦法案が良い」(一般の政治犯を対象、指導者は除外)8.9%、「国民和解法案が良い」(指導者を含む全てを恩赦対象)26.2%、「どちらもよろしくない」43.9%、「どちらも良い」15.1%です。

つまり、それほど恩赦法案は望まれないようです。面白いのは、法案を支持する人たちでも、赤シャツ主流派のUDD提案の恩赦法案(強制排除の責任を取らせることを意図)よりもチャルーム副首相が提出した国民和解法案(タクシン元首相の恩赦・帰国の実現が本音)の方が支持されていることです。http://www.ecberkku.com/en/news4/852-2013-06-04-03-16-33.html