トンナムのタイ政治経済研究室

タイ政治の解説、分析などを中心としたタイ研究の専門家によるブログです。

2015年05月

チャチャート元運輸大臣は現在不動産ディベロッパーCEO

不動産ディベロッパーのQハウス社、日本企業と高齢者向けサービスアパート開発協力に向け交渉中。

CEOは、インラック政権時代に大人気となったチャチャートさんです。

http://www.nationmultimedia.com/business/Quality-Houses-in-talks-with-Japanese-firm-for-ser-30261265.html 

Qハウス社は大手不動産ディベロッパーのランドアンドハウス社の子会社です。オーナーのアナン・アサワポーキンは非核的にタクシンに近いビジネスマンとして知られています。ちなみにアナン氏は、熱心なタンマガーイ(新興仏教団)の信者であるとおもいわれています。 タンマガーイもタクシン派。色々な人脈がつながりますね。

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タクシンのパスポート発給問題でスラポン元外相を追及

国家汚職防止委員会、今度はインラック首相とスラポン外相が4年前にタクシン元首相にパスポートを発給したことが不正に当るかどうか、来月に判断を下す予定。

タクシンは、インラック政権時にスラポン外相の決定により、パスポートの再発給を受けていた。ちなみにタクシンとスラポンは、遠い親戚関係にあります。昔、スラポンは民主党の議員でしたが、裏切ってタクシン派に鞍替えした経歴があります。

http://www.bangkokpost.com/news/politics/576819/nacc-targets-yingluck-surapong-over-thaksin-passports 
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ソムサック・プリサナーナンタクン氏の不正蓄財を認定

国家汚職防止委員会、チャートタイパッタナー党(タイ国家発展党)の大物政治家のソムサック・プリサナーナンタクン氏が教育大臣の就任中に不正蓄財を行ったことを認定し、今後、最高検察庁に訴追手続きを進めさせることを決定した。

http://www.matichon.co.th/news_detail.php?newsid=1432870950 
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NCPOの国家反逆罪、裁判所棄却

刑事裁判所、「抵抗する市民」グループによるプラユット首相らNCPO5名によるクーデターが国家反逆罪に当るとして申し立てを起こしていた件に関し、NCPCの行為は違法ではないとし、申してを棄却した。

http://m.posttoday.com/article/367564/1000 
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タクシンの警察階級称号剥奪へ

国家警察庁内の階級称号取り消し手続きのための委員会は、タクシン元首相が刑事判決を受けながら海外逃亡をしており、これが階級称号取り消しの基準に該当するとの判断に至り、ソムヨット警察長官に判断を仰ぐ方針。
 
パスポート取り消し処分に次、警察中佐の称号まで取り消される可能性が高くなってきています。

http://www.matichon.co.th/news_detail.php?newsid=1432807601 
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